ロブロックスの年齢別アカウントとは?Roblox KidsとSelectで何が変わるか校長が全部答える

「気づいたら、子どものアカウントの表示が変わっていて戸惑いました」

2026年の夏、ロブロックスを使うご家庭でこうした声が増えています。子どものアカウントに、これまでとは違う仕組みが適用され始めたからです。

僕はロブロックスのクリエイターを育てるスクールで校長をしています。だからこそ正直にお伝えします。これは不具合ではなく、子どもを守るための大きな仕様変更です。

年齢に応じて、遊べる範囲も会話できる相手も自動で変わる。ロブロックスは、そういう作りに切り替わりました。

読者

急に変わったので、何が起きているのか分からなくて…

和田 亮一

知らないと不安ですよね。中身を知れば、むしろ保護者にとって朗報だと分かりますよ!

この記事では、新しく導入された年齢別アカウントが何なのか、年齢ごとに何が変わるのか、保護者として何をすればいいのかを全部お話しします。

この記事でわかること
  • 新しく導入された年齢別アカウントとは何か
  • 年齢ごとに遊べる範囲がどう変わるか
  • 年齢が上がったときの自動の切り替わり
  • 拡充された保護者向けの管理機能
  • 保護者として今やっておきたいこと
目次

2026年6月から始まった、年齢別アカウントとは

まず何が起きたのかを整理します。ロブロックスは2026年6月17日、日本を含む世界で新しいアカウントの仕組みを始めました。

海外では5月から一部の国で先行して始まっており、そこから世界全体に広がった形です。16歳未満のユーザーを対象に、年齢に合わせて2つの区分が用意されています。

段階的に広げながら調整してきた経緯があるので、いきなり日本だけで始まった変更ではありません。16歳以上の方や、すでに年齢確認を済ませている方の使い方は、これまでと変わりません。

区分対象の年齢特徴
Roblox Kids5歳から8歳もっとも強い保護がかかる。チャットは初期設定でオフ
Roblox Select9歳から15歳中程度までのゲームに入れる。チャットは年齢に応じて調整
標準のアカウント16歳以上これまでどおりの利用

この振り分けは、年齢確認の仕組みをもとに自動で行われます。保護者が申請して切り替えるものではありません。自動で決まるぶん、保護者が設定を探して迷う場面が減りました。

お子さんのアカウントの見え方が急に変わったのは、この仕組みが適用されたからです。

急に変わると不具合を疑いたくなりますが、意図された変更です。あわてて設定を戻す必要はありません。

つまり、年齢に合った守りが自動でかかるようになったということです。

これまでは、保護者が一つずつ設定して守りを作る必要がありました。その手間が大きく減ったことになります。設定を知らなかった家庭ほど、恩恵が大きい変更だと言えます。

Roblox Kidsは、5歳から8歳向けのいちばん強い保護

低年齢のお子さん向けの区分から見ていきます。5歳から8歳のお子さんは、この区分に入ります。ここで適用されるのは、もっとも強い保護です。

遊べるゲームが、あらかじめ選ばれたものに限定されます。この年齢の子が自分で危険を見分けるのは難しいので、入口の段階でふさぐ考え方になっています。

窮屈に感じるかもしれませんが、小さいうちほど守りを厚くするという考え方です。具体的には、ロブロックスの選定を通過し、内容の穏やかさを示す表示がついたゲームだけに入れる形になります。

数え切れないほどあるゲームの中から、あらかじめふるいにかけてくれているということです。

そしてチャットは、初期設定でオフになっています。何もしなければ、誰とも会話しない状態で遊ぶことになります。低年齢のお子さんにとって、これはかなり安心できる作りです。以前のように、保護者が慌てて設定を探す必要がありません。

会話をさせたい場合は、保護者の判断で有効にする流れになります。必要になったときに、保護者の判断で少しずつ広げていけばいい形です。

読者

最初からオフになっているのは助かります

和田 亮一

そうなんです。設定し忘れていても守られる。この初期設定の考え方が、いちばん大きな進歩なんですよ!

Roblox Selectは、9歳から15歳向けの区分

小学校中学年から中学生にあたるのが、こちらの区分です。9歳から15歳のお子さんが対象になります。ロブロックスを遊んでいるお子さんの多くが、この年齢に当てはまります。

遊べる範囲は少し広がります。ロブロックスの選定を通過した、中程度までの内容のゲームに入れるようになります。

だからこそ、この区分の内容は押さえておく価値があります。

成長に合わせて世界が広がる設計になっているので、年齢が上がるたびに窮屈さは薄れていきます。チャットについては、年齢や住んでいる地域に応じて調整されます。

一律ではなく、状況に合わせて決まる形です。

国ごとのルールの違いにも対応しているため、日本での見え方が海外の解説と違うこともあります。そのうえで、16歳未満のすべてのユーザーを守るための仕組みは、引き続き働き続けます。

年齢が上がっても、いきなり大人と同じ扱いになるわけではないということです。

会話まわりのルールは、この区分とは別に年齢確認の仕組みでも管理されています。詳しくはボイスチャットと年齢確認について解説した記事にまとめてあります。

年齢が上がると、自動で切り替わる

この仕組みで便利なのが、成長に合わせて自動で移り変わる点です。9歳になると、Roblox KidsからRoblox Selectへ切り替わります。そして16歳になると、標準のアカウントへ移ります。保護者が手続きをする必要はありません。誕生日を迎えれば、自動的に次の段階へ進みます。

段階を踏んで広がるので、いきなり全部が解放されるわけではありません。

うっかり移行を忘れて、いつまでも制限が強いまま、ということも起きません。ここで注意したいのが、登録した誕生日が正しいかどうかです。

実際より上の年齢で登録されていると、本来かかるはずの保護がかからず、必要以上に広い範囲で遊べてしまいます。

お子さんが自分で登録した場合、実年齢と違っていることは珍しくありません。一度確認しておいてください。機能を使いたくて上の年齢で登録してしまうこともあります。責めずに、まず直してあげてください。

この仕組みの土台は、正しい誕生日です。ここがずれていると、すべての守りがずれてしまいます。

年齢ごとの向き合い方については、ロブロックスは何歳から始めて大丈夫かを解説した記事も参考になります。

保護者向けの管理機能も拡充されました

今回の変更では、保護者が使える管理機能も一緒に強化されています。ここは知っておくと便利です。保護者の方のアカウントをお子さんのアカウントに紐づけておくと、次のようなことができます。どれも保護者の端末から確認できるので、お子さんの端末を借りる必要はありません。

これまで見えなかった部分が見えるようになったのが、いちばんの違いです。

できること内容
遊んだ履歴の確認どのゲームで時間を過ごしているかが見える
友達の確認誰とつながっているかを把握できる
内容の制限遊べるゲームの範囲を調整できる
会話の管理チャットまわりの設定を変更できる
利用時間の管理1日あたりの上限を決められる
支出の管理毎月使える金額の上限を決められる

さらに、16歳になるまでは、特定のゲームを個別にブロックすることもできます。気になるゲームがあれば、そこだけ遊べないようにできるということです。

逆に、年齢の区分では入れないゲームでも、保護者が内容を確認したうえで個別に許可を出せる仕組みもあります。

一律に禁止するのではなく、家庭ごとの判断を尊重する作りになっています。

お兄ちゃんお姉ちゃんと一緒に遊びたい、といった場面で役立つ機能です。兄弟で年齢が離れている家庭では、この個別の許可がとくに使いやすいはずです。時間や支出の具体的な設定方法は、時間制限の設定手順をまとめた記事で詳しく扱っています。

保護者として、今やっておきたいこと

仕組みが変わったこのタイミングで、確認しておきたいことを整理します。どれも数分で終わります。順番に進めてみてください。

STEP
登録された誕生日を確認する

すべての土台になる部分です。実際の年齢と合っているかを、設定のアカウント情報から確認してください。

STEP
保護者のアカウントを紐づける

拡充された管理機能は、紐づけをしていないと使えません。保護者の方自身のアカウントを作り、お子さんのアカウントと連携させてください。

STEP
今の設定がどうなっているか見る

自動で守りがかかるとはいえ、今どういう状態なのかを一度は見ておいてください。会話の範囲や遊べるゲームを確認します。

STEP
家庭に合わせて調整する

初期設定はあくまで出発点です。時間や支出の上限など、ご家庭の方針に合わせて整えてください。

紐づけさえ済ませておけば、あとから設定を見直すのも簡単になります。まずはここから始めてください。逆に紐づけをしていないと、便利になった機能をまったく使えないままになります。安全まわりの設定をまとめて整えたい方は、子どもにロブロックスを安全に遊ばせる設定の記事もあわせてどうぞ。

それでも、家庭でやるべきことは残ります

ここまで新しい仕組みの良い点をお伝えしてきましたが、正直な話もしておきます。仕組みが強くなっても、家庭でやるべきことがなくなるわけではありません。

便利になったぶん、油断しやすくなるという面もあります。守りが強くなったのは事実ですが、万能ではありません。

仕組みだけでは埋まらない部分

年齢を偽って登録している相手がいる可能性は残ります。友達の家の端末には、この設定は効きません。そして何より、遊ぶ時間の長さや、嫌なことがあったときに相談できるかどうかは、仕組みでは決められません。設定は土台であって、そこから先は家庭の会話が支えます。

とくに、何かあったら言ってねと日頃から伝えておくこと。

これは、どんな設定よりも効きます。設定で防げるのは接触までで、そこから先の判断は子ども自身がすることになるからです。また、この仕組みは今も改良が続いています。表示や項目が、この記事と少し違って見えることもあります。

日本での提供が始まったばかりなので、これから細かい調整が入る可能性もあります。迷ったときは、ロブロックスの公式ヘルプに最新の案内があります。そちらも確認してみてください。この記事も、新しい情報が出たら随時見直していきます。

守りが整った先で、考えてほしいこと

最後に、視点を変えた話をさせてください。守りの話の締めくくりとして、聞いてもらえたらうれしいです。

年齢に応じた守りが自動でかかるようになったことで、保護者の心配はかなり減りました。設定に追われる時間も短くなります。危ないから取り上げる、という選択をしなくてすむようになったのは大きな変化です。

その余裕ができたぶん、次はお子さんの好きをどう伸ばすかを考えてみてほしいんです。守ることと伸ばすことは、対立するものではありません。ロブロックスには、自分でゲームを作れるという別の顔があります。作る側に回ると、同じ画面でも中身がまったく変わります。

作る作業は、手を動かして考える時間です。しかも作ったものは形に残るので、親としても様子が見えやすくなります。ロブロックスがどんな場所で、作る側にどんな可能性があるのかは、Robloxとは何かを基礎から解説した記事で詳しく扱っています。

見せてくれたときは、上手かどうかより、どこを工夫したのかを聞いてあげてください。

ロブロックスの年齢別アカウントについてよくある質問

年齢別アカウントはいつから始まりましたか

2026年6月17日に、日本を含む世界で提供が始まりました。5歳から8歳向けと、9歳から15歳向けの2つの区分が用意されています。

自分で申し込む必要はありますか

必要ありません。年齢確認の仕組みをもとに自動で振り分けられます。保護者が手続きをする場面はありません。

子どものアカウントの表示が急に変わったのはなぜですか

新しい年齢別アカウントが適用された可能性が高いです。不具合ではなく、年齢に合わせた保護がかかった状態です。

年齢が上がったら手続きが必要ですか

必要ありません。9歳になると次の区分へ、16歳になると標準のアカウントへ自動で移行します。

遊べなくなったゲームがあります

年齢の区分によって、入れるゲームの範囲が決まっているためです。保護者が内容を確認したうえで、個別に許可を出せる仕組みもあります。

誕生日を間違えて登録していた場合はどうなりますか

実際より上の年齢で登録されていると、本来かかるはずの保護がかかりません。設定のアカウント情報から確認して、正しい状態にしておいてください。

保護者は何をすればいいですか

まず登録された誕生日を確認し、保護者の方のアカウントをお子さんのアカウントに紐づけてください。紐づけをしないと、拡充された管理機能が使えません。

これで完全に安心できますか

守りは大きく強化されましたが、年齢を偽る相手がいる可能性は残りますし、よその家の端末には設定が効きません。仕組みを土台に、家庭での約束も決めておくのが安心です。

まとめ 年齢に合った守りが、自動でかかるようになりました

2026年6月から、16歳未満のお子さん向けに新しい年齢別アカウントが始まりました。5歳から8歳と、9歳から15歳の2つの区分があり、年齢に応じて遊べる範囲や会話の設定が自動で決まります。

保護者が一つずつ設定しなくても、初期状態で守りがかかる。これが今回のいちばん大きな変化です。そのうえで、誕生日の確認と保護者アカウントの紐づけだけは済ませておいてください。

この記事の要点
  • 2026年6月17日から日本を含む世界で年齢別アカウントが開始
  • 5歳から8歳はもっとも強い保護でチャットは初期設定オフ
  • 9歳から15歳は中程度までのゲームに入れる
  • 9歳と16歳で自動的に次の段階へ切り替わる
  • 正しい誕生日の登録が、すべての土台になる
  • 保護者アカウントを紐づけると管理機能が使える

守りが整ったら、次は好きを伸ばす番です

設定の確認が済んで一段落したら、ぜひお子さんの好きを作る楽しさにつなげてあげてください。DCAでは、ロブロックスのゲーム作りがどんなものかを知ってもらう無料説明会を開いています。

遊ぶだけだったロブロックスを、どうやって学びの場に変えているのか。実際の画面を見ながらお伝えしています。運営元や雰囲気が気になる方は、運営元や実態を正直に話した記事もあわせてどうぞ。

説明会は無料で、お子さんと一緒に参加される保護者の方も多くいます。まずは話を聞いて、お子さんに合いそうか確かめるところから始めてもらえます。


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この記事を書いた人

和田 亮一のアバター 和田 亮一 DCA校長 / 株式会社TOKYO EPIC代表

映画『カメラを止めるな!』共同原作者。株式会社TOKYO EPIC代表取締役。
フランスのRoblox開発スタジオと提携し、日本のRobloxクリエイター育成に取り組む。
DCA(デジタルクリエイターズアカデミー)校長。

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