「子どもが知らない人と、声で話しているみたいで不安です」
ロブロックスにはボイスチャットという、声で会話できる機能があります。文字のやりとりと違って生の声が聞こえるぶん、心配になる親御さんは多いです。
僕はロブロックスのクリエイターを育てるスクールで校長をしています。だからこそ正直にお伝えします。この分野のルールは2026年に入って大きく変わりました。
今は年齢確認をしないと、そもそも会話機能そのものが使えません。仕組みを知れば、必要以上に怖がる必要はなくなります。
読者声で話せるなんて知らなかったので、正直こわいです…



その感覚は正しいです。ただ、守りの仕組みもかなり強化されているんですよ!
この記事では、ボイスチャットがどういう機能なのか、2026年から変わった年齢確認のルール、そして保護者として確認すべきことまで全部お話しします。
- ロブロックスのボイスチャットでできること
- 2026年から必須になった年齢確認
- 年齢によって話せる相手が変わる仕組み
- 保護者として確認しておきたいこと
- 使わせる場合に決めておきたい約束
ロブロックスのボイスチャットとは何か
まず、どういう機能なのかを押さえておきましょう。ボイスチャットは、遊びながらマイクを使って声で会話できる機能です。知らないまま漠然と怖がるより、何ができる機能なのかを知ったほうが、落ち着いて判断できます。
使うかどうかを決めるのは保護者の方です。判断するための材料を、順番に並べていきます。
文字を打つ手間がないので、友達と一緒に遊ぶときは便利です。実際、友達同士で協力して遊ぶ場面ではよく使われています。ゲームによっては、声で連携したほうが遊びやすい場面もあります。子どもが使いたがるのには理由があるんです。
ただし、文字のやりとりとは性質が違います。ここが保護者として知っておきたい点です。
| 観点 | テキストチャット | ボイスチャット |
|---|---|---|
| やりとりの形 | 文字を打って会話する | マイクで声を出して会話する |
| 不適切な言葉 | 自動で伏字にされる | 文字のようには隠せない |
| 親の確認しやすさ | 画面を見れば分かる | その場にいないと分からない |
| 年齢の制限 | 年齢に応じて範囲が決まる | より厳しい条件がつく |
いちばん大きな違いは、声は文字のように機械で伏字にできないという点です。文字なら不適切な言葉を自動でふせげますが、声はそのまま届いてしまいます。だからこそロブロックス側も、ボイスチャットには文字より厳しい条件をつけています。
この数年、安全まわりの仕組みは急速に強化されてきました。数年前の情報のままだと、実態と合いません。
つまり、ボイスチャットは便利な反面、親の目が届きにくい機能だということです。
2026年から、年齢確認が必須になりました
ここが今いちばん大事な変更点です。2026年1月から、会話機能を使うには年齢確認が必要になりました。対象はボイスチャットだけではありません。ゲーム内での会話や、ゲームの外でのやりとりも含めて、会話機能を使うすべての人が対象です。
これは一部の国だけの話ではなく、世界共通で進められている変更です。背景には、未成年を守るための各国の要請があります。今後さらに厳しくなる可能性もあります。
つまり、年齢確認を済ませていない状態では、そもそも会話機能そのものが使えないということです。
年齢確認のやり方は、自分の顔を撮影して年齢を推定してもらう方法と、本人確認の書類を使う方法があります。どちらの方法を使っても、完了するとお子さんの年齢の層が決まります。
地域によっては、この手続きに保護者の同意が必要になります。お子さんが一人で進めようとしていたら、必ず一緒に確認してください。手続きの途中で保護者の連絡先を求められることもあります。そこで初めて気づく、という声もよく聞きます。
顔を撮影する方法を使う場合、お子さんの顔の情報を扱うことになります。手続き自体はロブロックスが用意した正規のものですが、内容を理解しないまま子どもだけで進めさせないでください。何を求められているのか、保護者の方が一緒に確認してから判断するのが安全です。
逆に言えば、年齢確認をしなければ会話機能は使えません。これは、そのままシンプルな守り方の一つになります。



確認しなければ使えない、というのは分かりやすいですね



そうなんです。まだ早いと思うなら、年齢確認をしないという選択がそのまま答えになりますよ!
年齢によって、話せる相手が変わる仕組み
年齢確認を済ませると、年齢の層に振り分けられます。そして、話せる相手がその層によって決まります。大人と子どもが自由に会話できないよう、線が引かれているということです。以前は年齢の申告だけに頼っていた部分に、確認の仕組みが入ったということです。


たとえば、12歳と推定されたお子さんの場合、ゲーム内での会話は15歳以下の相手に限られます。逆に18歳の相手は、16歳以上としか会話できません。年齢の離れた組み合わせが起きにくい設計になっています。16歳以上のユーザーは、その子に話しかけることも、会話に加わることもできません。
完全ではないにせよ、以前より大人が子どもに接触しにくい構造になったのは確かです。年齢が低いほど、守りは厚くなります。9歳未満のお子さんは、そもそもボイスチャットを使えません。9歳未満で会話を使う場合も、相手は13歳未満か信頼できる友達に限られ、やりとりは文字だけになります。
年齢が上がるにつれて、少しずつ範囲が広がっていく設計になっています。
| 年齢のめやす | 会話まわりの扱い |
|---|---|
| 9歳未満 | チャットは初期設定でオフ。ボイスチャットは使えない |
| 13歳未満 | 文字のやりとりは厳しく伏字処理される |
| 13歳から15歳 | 近い年齢の友達との会話が中心になる |
| 16歳以上 | 会話できる範囲が広がっていく |
ここで大事なのが、登録した誕生日が正しいかどうかです。実際より上の年齢で登録していると、本来かかるはずの守りが外れてしまいます。ここは必ず確認してください。お子さんが自分で登録した場合、実年齢と違っていることは珍しくありません。一度見ておいてください。
機能を使いたくて、上の年齢で登録してしまうこともあります。責めずに、まず直してあげてください。年齢の目安については、ロブロックスは何歳から始めて大丈夫かを解説した記事にまとめてあります。
保護者として、確認しておきたいこと
では、具体的に何を確認すればいいのか。順番に見ていきましょう。
どれも数分で終わる確認です。難しい操作はないので、順番に進めてみてください。
まずここです。実際の年齢より上で登録されていると、年齢に応じた守りがかかりません。設定のアカウント情報から確認できます。
保護者の方自身のアカウントをお子さんのアカウントと紐づけます。これで、保護者の端末から会話まわりの設定を管理できるようになります。
保護者コントロールから、チャットまわりの設定を確認します。今どこまで会話ができる状態なのかを把握してください。
まだ早いと判断したら、会話の機能をオフにしておきます。あとから必要になったときに、また戻せます。
迷ったときは、まずオフから始めるのがおすすめです。使わせてみて問題がないと感じてから、少しずつ広げていけば十分です。一度オフにしても、あとから必要になれば戻せます。取り返しがつく判断なので、慎重な側に倒して構いません。
友達との関係で必要になったら、そのときに一緒に考えれば十分です。チャットやフレンドまわりの設定をまとめて整えたい方は、子どもにロブロックスを安全に遊ばせる設定の記事もあわせて確認してください。
ボイスチャットならではの、注意したい点
守りの仕組みが整ってきたとはいえ、注意すべき点はあります。ここも正直にお伝えします。まず、声には自動の伏字処理が効きません。乱暴な言葉や不適切な内容が、そのまま耳に届く可能性があります。次に、会話の内容が親に見えません。文字なら画面に残りますが、声はその場で消えてしまいます。
知ったうえで使わせるのと、知らずに使わせるのとでは、大きな違いがあります。
あとから確認したくても記録が残らないため、問題に気づくのが遅れやすいという弱点があります。そして、声には情報がにじみます。話し方や周囲の音から、年齢や住んでいる地域が伝わってしまうこともあります。家の中の音や家族の声が入ってしまうこともあります。文字では起きにくいことです。
だからこそ、何かあったら言ってねと日頃から伝えておくことが効いてきます。年齢による制限があるとはいえ、年齢を偽って登録している相手がいる可能性はゼロではありません。
つまり、仕組みの守りは強くなっていますが、最後の一線は家庭での判断になるということです。
不審な相手への具体的な対処は、不審者から子どもを守る設定をまとめた記事で詳しく扱っています。
使わせる場合に、決めておきたい約束
友達と遊ぶために使いたい、という場合もあると思います。頭から禁止せず、約束を決めて使わせるという選択もあります。
知らない人とは話さず、実際に知っている友達とだけ使う。本名や学校、住んでいる場所は口に出さない。嫌な思いをしたらすぐにやめて大人に伝える。使うのはリビングなど家族のいる場所で。この4つを決めておくだけで、リスクはかなり下げられます。
とくに効くのが、家族のいる場所で使うという約束です。声は聞こえるので、様子がおかしければすぐ気づけます。親が内容を全部聞いている必要はありません。近くにいるというだけで、抑止として働きます。
個室で長時間使わせるのは避けてください。親の目が届かない状態が、いちばんリスクが高くなります。これは信用していないという話ではなく、何かあったときにすぐ気づける環境を作るという意味です。嫌な思いをしたときにすぐ言えるかどうかも大切です。叱られると思うと、子どもは隠してしまいます。
相手を個別に消音にする方法もあります。合わない相手がいたら、無理に我慢させず使ってください。嫌な相手を我慢して付き合う必要はない、と教えておくことも大事です。
会話より、作ることに向かわせるという選択
最後に、少し視点を変えた話をさせてください。
ボイスチャットの心配が大きいのは、お子さんが人と交流する遊び方をしているからです。


ロブロックスには、自分でゲームを作れるという別の顔があります。作る側に回ると、見知らぬ相手と会話する時間そのものが自然と減っていきます。作る作業は、手を動かして考える時間です。同じ画面を見ていても、中身はまったく別のものになります。
しかも作ったものは形に残るので、親としても様子が見えやすくなります。禁止して取り上げるより、向かう先を変えてあげるほうが、お互いに気持ちよく進めます。好きな気持ちは消えないので、行き先を用意してあげるほうが結果的にうまくいきます。
見せてくれたときは、どこを工夫したのかを聞いてあげてください。会話のきっかけにもなります。ロブロックスがどんな場所で、作る側にどんな可能性があるのかは、Robloxとは何かを基礎から解説した記事で詳しく扱っています。
ロブロックスのボイスチャットについてよくある質問
- ロブロックスのボイスチャットは何歳から使えますか
-
9歳未満のお子さんは使えません。それ以上の年齢でも、年齢確認を済ませていないと会話機能そのものが利用できない仕組みになっています。
- ボイスチャットをオフにするにはどうすればいいですか
-
保護者の方のアカウントをお子さんのアカウントに紐づけたうえで、保護者コントロールから会話まわりの設定を変更してください。まだ早いと感じるならオフのままで問題ありません。
- 年齢確認をしないとどうなりますか
-
2026年から、年齢確認を済ませていないと会話機能が使えません。ボイスチャットも文字のやりとりも対象です。使わせたくない場合は、確認をしないという判断がそのまま守りになります。
- 年齢確認では何をしますか
-
顔を撮影して年齢を推定してもらう方法と、本人確認の書類を使う方法があります。地域によっては保護者の同意が必要です。お子さんだけで進めさせず、必ず一緒に確認してください。
- 大人と子どもが会話してしまうことはありますか
-
年齢確認によって年齢の層に振り分けられ、離れた年齢の相手とは会話できない仕組みになっています。ただし年齢を偽って登録している相手がいる可能性はゼロではありません。
- 不適切な言葉は自動で防げますか
-
文字のやりとりは自動で伏字にされますが、声は文字のようには隠せません。ここがボイスチャットの一番の注意点です。
- 特定の相手だけ声を消すことはできますか
-
個別に消音にすることができます。合わない相手や気になる相手がいたら、我慢させずに使わせてあげてください。
- 友達とだけ使わせることはできますか
-
年齢によって会話できる範囲は決まっていますが、相手を完全に選び切れるわけではありません。実際に知っている友達とだけ使うという約束を、家庭で決めておくことが大切です。
まとめ 年齢確認の仕組みを知れば、判断できます
ロブロックスのボイスチャットは、2026年から年齢確認をしないと使えなくなりました。確認を済ませると年齢の層に振り分けられ、離れた年齢の相手とは会話できない仕組みになっています。
まず登録した誕生日が正しいかを確認し、保護者のアカウントを紐づけて、会話の設定がどうなっているかを見る。まだ早いと感じるならオフにしておけば大丈夫です。
- 2026年から会話機能の利用に年齢確認が必須になった
- 年齢の層で振り分けられ、離れた年齢とは会話できない
- 9歳未満はボイスチャットを使えない
- 登録した誕生日が正しいかがすべての前提になる
- 声は自動の伏字処理が効かず、親の目も届きにくい
- 使わせるなら、家族のいる場所でという約束が効く
交流から創作へ、向かう先を変えてみませんか
会話の心配が落ち着いたら、ぜひお子さんの好きを作る楽しさにつなげてあげてください。DCAでは、ロブロックスのゲーム作りがどんなものかを知ってもらう無料説明会を開いています。
遊ぶだけだったロブロックスを、どうやって学びの場に変えているのか。実際の画面を見ながらお伝えしています。運営元や雰囲気が気になる方は、運営元や実態を正直に話した記事もあわせてどうぞ。
説明会は無料で、お子さんと一緒に参加される保護者の方も多くいます。まずは話を聞いて、お子さんに合いそうか確かめるところから始めてもらえます。







