子どもがRobloxで「作る側」になると?親子で楽しめるゲーム作りの魅力を校長が全部答える

「うちの子、Robloxばかりやっていて大丈夫かしら」

お子さんが夢中で画面を見ている姿に、そんな不安を感じたことはありませんか。ゲームばかりで、この時間は何になるのだろうと。

僕は映画『カメラを止めるな!』の原作者で、今はRobloxクリエイターを育てるスクールの校長をしています。その立場から、正直にお伝えしたいことがあります。

Robloxは、遊ぶだけで終わらせるには、少しもったいない場所なんです。作る側に一歩進むと、親子で一緒に楽しめる創作の時間に変わります。

読者

でも、作るなんて難しそうだし、私も詳しくないので不安で…!

和田 亮一

大丈夫です。親御さんが詳しくなくても、まったく問題ありません。むしろ一緒に知らないことを楽しむくらいがちょうどいいんですよ!

この記事では、子どもがRobloxで作る側になるとどう変わるのか、親子でどう楽しめるのか、始める前に知っておきたいことまで、僕が校長として全部お話しします。

この記事でわかること
  • 遊ぶだけに見えても入り口としては悪くない理由
  • 子どもが作る側になると変わること
  • 親子で一緒に楽しめる関わり方
  • 難しくもお金もかからないこと
  • 始める前に親として知っておきたいこと
目次

「遊んでいるだけ」に見えても、入り口は悪くない

まずお伝えしたいのは、お子さんがRobloxで遊んでいること自体は、決して悪い入り口ではないということです。

Robloxは、遊ぶだけの場所ではありません。世界中の人が、自分でゲームを作って公開している場所でもあります。

つまり、今お子さんが遊んでいるゲームも、どこかの誰かが作ったものです。作る側は、決して遠い世界の話ではないんです。

お子さんが夢中で遊んでいるそのゲームを、いつか自分でも作れる。そう思えると、遊んでいる時間の見え方が少し変わってきます。

そもそもRobloxがどんな場所なのかを知っておきたい方は、Robloxとは何かを基礎から解説した記事も参考になります。

大事なのは、遊んでいることを心配するより、次の一歩を用意してあげることです。遊ぶ側から作る側へ。その一歩は、思っているより低いんです。

心配な気持ちは、次の一歩を探すエネルギーに変えられます。この記事が、その一歩のヒントになればうれしいです。

遊ぶだけで終わらせるか、作る楽しさにつなげるか。その分かれ道で、親御さんのちょっとした後押しが効いてきます。

お子さんがすでにRobloxに親しんでいるなら、それは作る側へ進む準備が整っているということなんです。

子どもが「作る側」になると、こんなに変わる

遊ぶ側から作る側に回ると、お子さんの向き合い方が変わります。ここが、親御さんに知ってほしいいちばんのポイントです。

遊ぶだけのときは、用意されたものを受け取る側です。でも作る側になると、自分で考えて、手を動かす側になります。

こういう仕掛けを作りたい、こう動かしたい。その思いを形にするために、子どもは自分から工夫を始めます。

思い通りにいかないことも出てきます。でも、好きなものを作っているときの子どもは、その壁を面白がって乗り越えようとします。

そして、一つの作品を最後まで作りきったとき。その達成感は、遊んでクリアしたときとは比べものになりません。

できたよ、と見せに来る子どもの顔は、遊んでいるときとはまた違う誇らしさに満ちています。作りきった経験は、そのまま自信になります。

受け身で消費するだけだった時間が、自分で生み出す時間に変わる。これは、遊ぶだけでは決して手に入らない経験です。

小さな成功体験を積み重ねるうちに、自分にもできるという感覚が育ちます。それは、ほかのことにも生きる自信の芽になります。

作る側になると、子どもは受け取る人から生み出す人に変わります。この変化こそ、いちばんの魅力なんです。

観点遊ぶだけ作る側になると
姿勢用意されたものを受け取る自分で考えて生み出す
集中受け身になりがち夢中で工夫する
親の関わり世界に入りにくい一緒に楽しめる
残るものその場の楽しさ達成感と自信

親子で一緒に楽しめるのが、いちばんの魅力

作る側になることのもう一つの大きな魅力は、親子で一緒に楽しめることです。

遊ぶだけだと、子どもの世界に親はなかなか入れません。でも、一緒に何かを作るとなると、話は変わります。

まず、一緒にアイデアを考えるだけでも楽しい時間になります。どんな世界にする、どんな仕掛けを入れる。その相談は、立派な親子の会話です。

できあがった作品の、最初の遊び手になってあげるのもいいです。子どもは、自分の作ったものを親に遊んでもらえると、本当に嬉しそうにします。

ここが面白かった、この仕掛けはどうやったのと感想を伝えれば、子どもはもっと作りたくなります。親の一言が、大きな原動力になるんです。

親が詳しくなくても、まったく問題ありません。むしろ、一緒に知らないことを面白がるくらいがちょうどいいんです。

分からないところを、子どもが教えてくれることもあります。教える側に回った子どもは、いつも以上に得意げで、生き生きとします。

子どもの好きなことを通じて、親子の会話が増える。これは、ゲーム作りがくれる思わぬ贈り物なんです。

読者

子どもの好きなことで、一緒に楽しめるなんて素敵ですね!

和田 亮一

そうなんです。上手に作ることより、一緒に楽しむことのほうがずっと大事。それだけで、いい時間になりますよ!

親子で作ると、こんな会話が生まれる

親子でゲーム作りをすると、普段はなかなか生まれない会話が自然と増えていきます。

次はどんな仕掛けを入れる、ここをもっと高くしたら面白いかも。作っている最中の相談は、そのまま楽しい親子の時間になります。

子どもが夢中で説明してくれることもあります。この仕掛けはこう動くんだよと得意げに話す姿は、聞いているだけで嬉しくなります。

完成したあとも、今度はこんなのを作りたいと次の話が広がります。一つの作品が、また新しい会話の種になるんです。

忙しくて会話が減りがちな毎日でも、共通の楽しみが一つあると、話すきっかけが自然に生まれます。

読者

ゲームを通じて、そんなに会話が増えるんですね!

和田 亮一

そうなんです。子どもが好きなことだからこそ、いつもより饒舌になる。それを一緒に楽しんでほしいんです!

好きなことを一緒に作る時間は、そのまま親子の会話を増やしてくれます。それが、何よりの財産になるんです。

難しくないし、お金もほとんどかからない

作ると聞くと、難しそう、お金がかかりそう、と身構える親御さんも多いです。でも、どちらも心配いりません。

ゲームを作るための専用ツールは、無料で使えます。特別な機材も必要なく、家にある一般的なパソコンで十分に始められます。

最初はブロックを置いたり並べたりするところから始められるので、プログラミングの知識も要りません。積み木の延長のような感覚です。

今は文章で指示するだけで手伝ってくれる機能や、お手本になるテンプレートも豊富です。だから、小学生でも自分のゲームを公開しています。

だから、親御さんが横で全部教えてあげる必要はありません。子どもは、触っているうちに自分でどんどん覚えていきます。

分からないことは、一緒に調べればいいんです。その調べる時間も、親子で取り組む楽しさの一つになります。

具体的な始め方は、Roblox Studioの使い方を初心者向けに解説した記事にまとめてあります。親御さんが一度目を通しておくと安心です。

無料で、家のパソコンで、積み木のように始められる。お子さんが作る側になるハードルは、驚くほど低いんです。

始める前に、親として知っておきたいこと

楽しさをお伝えしてきましたが、親御さんとして気になる点も、正直にお話ししておきます。

Robloxは世界中の人が集まる場所なので、遊ばせる前に安全の設定をしておくことが大切です。

幸い、保護者向けの安全設定が用意されていて、遊べる範囲やチャットの制限などを細かく調整できます。ここを整えておけば、安心して使える環境になります。

もう一つ、遊ぶ時間のルールを親子で話し合って決めておくのもおすすめです。約束を一緒に作ると、子どもも守りやすくなります。

設定の具体的なやり方は、Robloxを子どもに安全に遊ばせる設定を解説した記事にまとめてあります。始める前に、ここだけは確認しておいてください。

年齢の目安が気になる方は、Robloxは何歳から始めて大丈夫かを解説した記事も参考になります。

楽しさを味わう前に、安全の土台を整えておく。これが、親として最初にしてあげられる大切な準備です。

遊ぶだけでは見えない、子どもの新しい一面

子どもが作る側になると、親御さんにも思わぬ発見があります。それは、子どもの新しい一面が見えることです。

普段は飽きっぽく見える子が、作ることには何時間も集中していた。そんな姿に驚く親御さんは、とても多いです。

大人には思いつかない発想で、自由な世界を作ることもあります。子どもの想像力の豊かさに、はっとさせられる瞬間です。

こんなことを考えていたのか、と驚くこともあります。作品には、その子の頭の中がそのまま表れるからです。

うまくいかなくても、あきらめずに何度も直そうとする。好きなことだからこそ見せる、その粘り強さも新しい発見です。

できあがった作品を、少し照れながら見せてくれる。その誇らしげな表情は、親御さんにとっても忘れられない光景になります。

これらは、遊んでいる姿を見ているだけでは気づけません。作る側に回ったからこそ、見えてくる一面なんです。

子どもの意外な集中力や発想に出会える。それも、作る側になることが親御さんにくれる喜びの一つです。

まずは親子で、小さく一つ作ってみる

ここまで読んで、少しやってみようかなと思ってもらえたら嬉しいです。始め方は、とてもシンプルです。

最初から立派なゲームを目指さなくて大丈夫です。小さな広場を一つ、簡単な仕掛けを一つ。それだけで十分な出発点になります。

お子さんに作りたいものを聞いて、一緒に考えるところから始めてみてください。その相談の時間から、もう楽しさは始まっています。

STEP
安全の設定をする

まず保護者向けの安全設定を整えます。遊べる範囲やチャットを制限しておくと安心です。

STEP
無料ツールを入れる

ゲームを作る無料ツールを、家のパソコンに入れます。特別な機材は必要ありません。

STEP
作りたいものを一緒に決める

お子さんに作りたいものを聞いて、一緒に決めます。小さな広場一つで十分な出発点です。

できあがったら、まず親御さんが遊んで、素直な感想を伝えてあげてください。その一言が、次を作る何よりの力になります。

僕が校長を務めるDCAも、この楽しさを入り口にしたスクールです。カリキュラムは、株式会社TOKYO EPICとフランスのRoblox開発スタジオが共同で開発しました。

説明会には、お子さんと一緒に参加される保護者の方も多くいます。まずは親子で雰囲気を知るところから始めても大丈夫です。

焦って何かを決める必要はありません。まずは知ること、触れてみること。そこから、お子さんに合うかどうかを一緒に見つけていけます。

DCAがどんなスクールか気になる方は、運営元や実態を正直に話した記事にまとめてあります。

親子で楽しむRobloxのゲーム作りについてよくある質問

親がゲームやパソコンに詳しくなくても大丈夫ですか

大丈夫です。親御さんが詳しくなくても、お子さんと一緒に知らないことを楽しむくらいで十分です。むしろ、教えてもらう側に回ると、子どもは生き生きします。

何歳くらいから作る側を始められますか

文字を書かずにブロックを並べるところから始められるので、小学生でも十分に楽しめます。年齢の目安は別の記事で詳しく扱っているので、そちらも参考にしてください。

お金はどのくらいかかりますか

作るためのツールは無料です。家にパソコンが一台あれば、追加の費用なしで始められます。まず無料の範囲で試してみるのがおすすめです。

ゲームばかりで勉強しなくなりませんか

遊ぶだけの時間を、作る時間に変えていくのがおすすめです。作る側は、自分で考えて手を動かす能動的な時間になります。時間のルールを親子で決めておくと、より安心です。

安全面が心配です

保護者向けの安全設定で、遊べる範囲やチャットを制限できます。始める前に設定を整えておけば、安心して使えます。詳しい手順は安全設定の記事にまとめてあります。

親も一緒にやったほうがいいですか

ずっと付きっきりである必要はありません。ただ、アイデアを聞いたり、できた作品を遊んであげたりするだけで、子どもの楽しさは大きく変わります。

うちの子は飽きっぽいのですが続きますか

好きなものを作れるので、遊びのときより長く集中する子は多いです。最初は小さく作って、できたねと一緒に喜ぶ。この積み重ねが、続ける力になります。

兄弟で一緒に楽しめますか

楽しめます。役割を分けて一つの世界を作ったり、お互いの作品を遊び合ったりと、兄弟ならではの楽しみ方があります。協力して作る経験は、いい思い出にもなります。

途中で親が手伝えなくなっても続けられますか

続けられます。子どもは触っているうちに自分で覚えていきます。親御さんは、できた作品を遊んで感想を伝える役に回るだけでも十分です。

何から始めればいいですか

まずは無料のツールを入れて、お子さんに作りたいものを聞いてみてください。小さな広場を一つ作るだけでも立派な第一歩です。一緒に考える時間そのものを楽しんでください。

まとめ 子どもの「好き」を、親子の時間に変えられます

お子さんがRobloxで遊んでいることは、決して悪い入り口ではありません。作る側に一歩進めば、受け身の時間が、自分で生み出す時間に変わります。

しかも、それは親子で一緒に楽しめます。難しくもお金もかからず、安全の設定さえ整えれば、今日からでも始められます。

お子さんの好きを、心配の種ではなく、親子の楽しい時間に変えていく。その入り口が、Robloxのゲーム作りなんです。

上手にできることを目指す必要はありません。一緒に楽しむこと。それだけで、この時間は十分に価値があります。

この記事の要点
  • 遊んでいること自体は、作る側への良い入り口
  • 作る側になると、子どもは受け取る人から生み出す人に変わる
  • 一緒に考え、遊び、感想を伝えるだけで親子の時間になる
  • 無料で、家のパソコンで、プログラミング不要で始められる
  • 始める前に安全設定と年齢の目安だけは確認しておく
  • 作る中で、子どもの意外な集中力や発想に出会える

親子でゲーム作りを体験してみませんか

この記事を読んで、親子でゲーム作りを楽しんでみたいと感じた方へ。DCAでは、Robloxのゲーム作りがどんなものかを知ってもらうための無料説明会を開いています。

どんなふうにアイデアを形にしていくのか、どんなカリキュラムで学べるのかを、実際の画面を見ながらお伝えしています。お子さんと一緒に参加される保護者の方も多いので、気軽に雰囲気を知りに来てください。

まずは話を聞いて、お子さんに合いそうか確かめるところから始めてもらえます。


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この記事を書いた人

和田 亮一のアバター 和田 亮一 DCA校長 / 株式会社TOKYO EPIC代表

映画『カメラを止めるな!』共同原作者。株式会社TOKYO EPIC代表取締役。
フランスのRoblox開発スタジオと提携し、日本のRobloxクリエイター育成に取り組む。
DCA(デジタルクリエイターズアカデミー)校長。

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